「黒夢」活動停止に思う(3/19)



 いきなりこんな見出しで書いといてなんなんですが,ボルは別に「黒夢」そのものにはなんの興味もありません。こういう書き方って非常に彼らに失礼だとは思うのですが,ボルは彼らの音楽を取り立てて聴くことはないし,多分耳にはしてると思うけど,どれがそうなのかを認識してません。
だから,彼らの曲とかをどうこういうつもりはありません。今回ボルが話題にしたいのは,その活動停止の理由なのです。

 引退とか解散,そして活動停止は音楽活動をする者にとって必ず訪れるものです。とくにグループの場合は解散や活動停止が大きな意味を持ちます。例えばオフコース,チェッカーズ,TNM,米米クラブ,X JAPANなどはその解散してしまった例ですし,C&Aやサザン,ALFEE,B’zのようにグループ及びコンビを現在進行形で続けているアーティストもいます。

 グループを続けるか,解散して独りで頑張るか,どちらの形を選ぶかは本人の自由ですので,それを周りが無理矢理決めることは出来ません。同様の理由で,活動停止に関しても本人が色々考えたあげくの答えなのであろうから,我々がなんやかんや口出しすることは出来ないと思います。もちろんやめて欲しくないなどと言うことは自由なのですが。しかし,その解散や活動停止の理由はやはり気になるものです。音楽の方向性が合わなくなったと言うのはよくあることですが,金銭問題や,女性問題での解散もあるそうですね。

 でも,今回の黒夢の活動停止理由を聞いてハッとさせられました。それはメンバーの片方が家族と過ごす時間が欲しいからというものでした。音楽活動を始め,CD作成やライブなどをやることにより当然のように帰宅時間は減り,家族との団欒の時間はほとんどなくなります。彼はこの数年間そのことでずっと悩んでいたそうです。音楽をとるか,家族をとるかと。

 これはなにも彼らに限らず,全てのアーティストに共通する問題だと思います。我らが愛するC&Aだって同じように家族との時間を削って音楽活動をしているわけです。今までボルはCDの発売が延期されると「いい曲を作るためなら仕方ない」と思ってみたり,ツアーで自分の住む都市に来てもらえないと,「予算とか会場の都合とかもあるんだろうし」とか自分なりに色々理由を付けて一応は納得してきたつもりでも,やっぱり心のどこかでちょっとは不満が残っていたのは確かです。でも,彼らだって家庭を犠牲にして頑張ってるんです。彼らの家族だってもう少し仕事を休んで欲しいと思ってるはずです。1年の3分の2くらいを音楽活動に費やしてるんです。ホントに当たり前のことなんですが,今まで深く考えたことありませんでした。そう考えると,我々はいつも彼らアーティストに対してかなり無理な要求をしていることになると思います。「それが仕事なんだから仕方ないだろ」とか言われてしまえば身もふたもありませんが。

 多分,読む人が読めばなに当たり前のことぬかしてんだ,今頃気づくなよとか思うかも知れません。いえ,むしろそう思われて当然だと思います。ただ,こういう当たり前のことを日々考え直すことも大事だと思ったので,今回はこれをテーマに書いてみました。なんかこれを読んでの御意見,御感想等ありましたら,メールなり,掲示板なりそれ相当の手段をとって下さい。(爆)よろしくです。